プーチン大統領、ドパルデューさんと面会

ロシアのプーチン大統領は5日、フランスでの富裕層増税に抗議してロシア市民権を取得した俳優ジェラール・ドパルデューさん(64)と南部ソチで面会しました。

フランスでは社会党のオランド大統領が選挙公約に従い、年間100万ユーロ(約1億1400万円)を超える所得に75%の税を課す富裕層増税が行われる予定で、ジェラール・ドパルデューさんはその増税案に抗議、所得税が一律13%のロシアの市民権を申請。プーチン大統領は3日、これを認めていました。プーチン大統領としても、良い宣伝材料になるとの判断でしょう。
ジェラール・ドパルデューさんはは当初ベルギー移住の意志を示していましたが、ロシアに鞍替えしたようです。このほか高級ブランド「LVMH」のベルナール・アルノー会長兼CEO(最高経営責任者)も、隣国ベルギーの市民権取得希望を表明していました。

「75%課税」は財政再建の一環として、2年間限定で導入される予定で、対象となるのは約1500人で、計4億~5億ユーロの税収が見込まれていました。ところがこの増税案、フランスの違憲審査機関「憲法評議会」が違憲であるとの判断を下しており、この先どうなるかは不透明です。