ベンチャー社長逮捕でNHK放送内容変更

 4億3100万円にのぼる助成金をだまし取ったとして、東京地検特捜部は「PEZY Computing(ペジーコンピューティング)」代表取締役の斉藤元章容疑者(49)らを詐欺容疑で逮捕しました。

 ペジーコンピューティングはスーパーコンピューターを開発しているベンチャー企業で、2010年1月に設立されました。同社が開発したスーパーコンピューター「暁光」は、11月に発表されたスーパーコンピューターの計算速度世界ランキングで4位を記録するなど、国内外で高く評価されていました。

 同社は新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から、2010~2017年の間に5つの事業で助成金を受け取っていたのですが、その中で費用を水増しした虚偽の報告書を使い、助成金をだまし取っていたと言う事です。

 社長の斉藤元章容疑者は、11日にNHKで放送される「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演する予定でしたが、逮捕を受けてNHKは放送内容を差し替えるそうです。

覚醒剤90億円相当を押収

九州厚生局麻薬取締部と門司税関の合同捜査本部は23日、オランダで積み込まれて福岡市の博多港で陸揚げされた重機から、覚醒剤約110キロ(末端価格にして約90億円)を発見し押収したと発表しました。

捜査本部は押収後の泳がせ捜査で、佐賀県神埼市神埼町の会社経営北村竜次容疑者(37)や、外国籍の男ら計5人を麻薬特例法違反(規制薬物としての所持)容疑で逮捕しています。北村容疑者以外に逮捕されたのは、アメリカ国籍のリー・アン(42)、ベトナム国籍のレー・ミン・ニャット(35)、カナダ国籍のルー・タン・タイ(33)、セルビア国籍のビビック・メンスール(51)の4容疑者で、背後に国際的な密売組織が存在すると見られています。

逮捕された外国人の国籍が実にバラエティに富んでいます。アメリカ人にカナダ人、ベトナム人にセルビア人。確かに背後に国際的な組織の存在を感じさせます。なんだか、まるでハリウッド映画のような話ですが、これもおそらくは氷山の一角なのでしょう。

金融商品名目の詐欺急増

警察庁のまとめによると、10月末現在、未公開株や外国通貨などの金融商品の購入名目で金をだまし取られる詐欺被害が全国で約164億円に上り、昨年同期の3倍を超えたことがわかったそうです。

金融商品の購入名目の詐欺被害は2年前から目立ち始め、昨年は1年間で約77億円の被害が出ていました。特に高齢者らを狙って自宅にパンフレットを送りつけた上で電話をかけ、「絶対もうかる」と騙す手口がその典型です。
やはり不景気だからでしょうか?。しかも長引くゼロ金利施策のため、超低金利で銀行に預金しても意味が無く、利回りの良い金融商品に関心が集まっていると言う状況があります。また年金制度が将来的にどうなるかわからないという不安まり、老後の資金確保のために高金利商品を求める心理が働いている所を狙われているような気がします。

それにしても、確実に儲かるとか利率が10%だとか、どうして信じてしまうのだろうかと不思議に思うような内容ばかり。長引く不況で心が弱っているのか、切羽詰まっているのか・・・・。